さっきまで降っていた雨はいつの間にか止んでいて 道には水溜りがいくつも出来ていた。 そこに写る僕は何とも情けない顔をしていたけれど さっきから出てきた太陽に照らされたそれは きらきらと輝いていて 暗い僕の心を照らし出してくれる。 そしてふと僕の考えにも光がさした。 " 君 " を諦めなくてもいいのではないか、ということ。