「う…ん、暑い…。」 ジリジリと焼け付くような陽射しが カーテンの隙間から僕に降り注ぐ。 カーテンを閉めようかとも思ったが、ギリギリの所で手が届かず 諦めて起き上がった。 部屋を見渡すとあちこちに服や本が散乱している。 「片付けなきゃな…。」 なんて独り言を言いつつ立ち上がった。