未来を見るなら、君と一緒に

『しばらく泣いてたけど、泣きつかれたみたいで、寝てる。ごめんなすぐに連絡できなくて』


「いや、ありがとう。お前んち行って詳しく聞くわ」



かばんを肩にかけて、学校を出る。

一体、光の身になにがあったのか。
どうやって、ヤスは見つけたのか。
聞きたいことは山ほどあった。

でも、あんなに底抜けに明るい光が泣くなんて……。
まぁ、そんなことをされたら誰もが泣くよな。



「光……?」



ヤス家について、すぐにベッドに寝ている光の頭を撫でる。



「……泣いたのか」



光の頬には明らかに分かる涙のあとがあって、たくさん泣いたのは明確だった。



「俺の高校の頃の友達がさ、加担してたんだよ」


「え……?」



後からはなしかけてきた、ヤスの言葉に思わず、ヤスを見上げる。



「俺もいいことあるからって連れてかれて。で、ドア開けたら3人もの男相手に必死に抵抗してる光ちゃんいて、目を疑った」



苦しそうな顔で目撃した光景を説明してくれるヤス。