「辛そうなのって賢晴さんのこと?」
「まぁ、それもあるかな……」
「まだ好きなんだね」
「好き……?」
そんな感情はもう待ち合わせてない。
いま、賢晴にある感情はなんといえばいいのかな。
「好き、じゃないの?」
「うん、好きじゃない」
賢晴を好きなんて、気持ち。
とっくのとうに捨てた。
あの、浮気を目撃した時点で飛んでいったのかもしれない。
「じゃあ、俺が潤を守るのは問題ないね」
「え……?」
「潤がまだ賢晴さんを好きだったり、2人が続いてるなら俺が守るなんて余計なお世話だと思ったんだけどさ」
「陽くん……」
陽くんのことを見上げたところで、チーンとエレベーターがあたしの部屋の階についたことを知らせる。
「俺が潤のこと守るから、潤はなんの心配もしなくていいから」
「……ありがとう」
それだけ陽くんに告げて、エレベーターを降りた。
久しぶりに、外に出て疲れたけど、でもそれ以上に人の暖かさに久しぶりに触れて嬉しかった。
「まぁ、それもあるかな……」
「まだ好きなんだね」
「好き……?」
そんな感情はもう待ち合わせてない。
いま、賢晴にある感情はなんといえばいいのかな。
「好き、じゃないの?」
「うん、好きじゃない」
賢晴を好きなんて、気持ち。
とっくのとうに捨てた。
あの、浮気を目撃した時点で飛んでいったのかもしれない。
「じゃあ、俺が潤を守るのは問題ないね」
「え……?」
「潤がまだ賢晴さんを好きだったり、2人が続いてるなら俺が守るなんて余計なお世話だと思ったんだけどさ」
「陽くん……」
陽くんのことを見上げたところで、チーンとエレベーターがあたしの部屋の階についたことを知らせる。
「俺が潤のこと守るから、潤はなんの心配もしなくていいから」
「……ありがとう」
それだけ陽くんに告げて、エレベーターを降りた。
久しぶりに、外に出て疲れたけど、でもそれ以上に人の暖かさに久しぶりに触れて嬉しかった。



