未来を見るなら、君と一緒に

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「うん、あたしも陽くんとなら未来を見れるよ」



賢晴に裏切られて。
もう、あたしは恋なんてしないって誓った。

でも、陽くんに再会してそんなのどっかいってた。
それでもやっぱり怖くて前に進めなかったりしたけど。

でも、いまこの瞬間。
一緒にいるのが陽くんで良かったと思う。



「潤、俺潤のことになると情けないけどさ、全力で守るから」



おもむろにポケットから箱を取り出す。



「……え?」



突然こんな話をしだして、どうしたんだろうって思ってた。

でも、陽くんの手にある箱を見た瞬間びっくりして、ドキドキが止まらなくなる。



「俺と結婚してください」



パカッと開蹴られた箱からみえるダイヤモンド。



「うそ……」



全然気が付かなかった。
1年目で仕事に邁進してて、いっぱいいっぱいのはずなのに。
こんなことを考えていてくれたなんて。



「返事は?」



ロマンチックな場所でもなんでもない。
ただの結婚式からの帰り道の川沿いだ。