「はー、なんか疲れたな」
真凛を家まで送り届け、俺も自分の家へと向かう。
外はスッカリ暗くなっていた。
「あ、野球……」
つけたラジオから流れてきた野球のお知らせ。
今日、潤と見に行くはずだった試合だ。
〝さっきはゴメンね。もうバスに乗った?〟
潤に申し訳なさを感じながら、スマホでLINEを打つ。
〝陽くんの分も楽しんできたよ。いまバスに揺られてるところ〟
「楽しかったか……」
俺がいないことを寂しく思ってほしいなんて、俺のただのワガママでしかないことはわかってる。
さっきまでは真凛のことをなだめるために時間を使ってたから、なにも感じなかったけど。
1人になると、普段どれだけ潤と一緒にいることが当たり前になっていたかがわかる。
「……なんか、慣れないな」
潤のボディガードの役目を引き受けてから気がつけば、もう3ヶ月が経過していた。
この3ヶ月、俺と潤は毎日一緒にいた。
バイトがない日も潤のことを迎えに行って、俺の家にきてご飯を食べる。
毎日がその繰り返しで、そんな毎日が暖かかった。
真凛を家まで送り届け、俺も自分の家へと向かう。
外はスッカリ暗くなっていた。
「あ、野球……」
つけたラジオから流れてきた野球のお知らせ。
今日、潤と見に行くはずだった試合だ。
〝さっきはゴメンね。もうバスに乗った?〟
潤に申し訳なさを感じながら、スマホでLINEを打つ。
〝陽くんの分も楽しんできたよ。いまバスに揺られてるところ〟
「楽しかったか……」
俺がいないことを寂しく思ってほしいなんて、俺のただのワガママでしかないことはわかってる。
さっきまでは真凛のことをなだめるために時間を使ってたから、なにも感じなかったけど。
1人になると、普段どれだけ潤と一緒にいることが当たり前になっていたかがわかる。
「……なんか、慣れないな」
潤のボディガードの役目を引き受けてから気がつけば、もう3ヶ月が経過していた。
この3ヶ月、俺と潤は毎日一緒にいた。
バイトがない日も潤のことを迎えに行って、俺の家にきてご飯を食べる。
毎日がその繰り返しで、そんな毎日が暖かかった。



