「陽ちゃん……?」
潤と毎日のように一緒にいるようになっていたある日。
ふたりで、野球をみにきて、座席を探してると後ろから聞き覚えのある声に呼ばれた。
「……っ」
その声にサーッと血の気が引きつつも、振り向けば予想どおりそこには真凛がいた。
真凛はどう見ても、目に光なんて宿ってないような気がした。
俺は嫌な予感がして、とりあえず潤を自分の背後に引っ張って俺は1歩前にでる。
「陽ちゃん……」
それでもジワジワと俺たちふたりへ距離を縮めてる目の前の真凛。
「真凛、落ち着け……」
「陽ちゃんはいつもそう……あたし以外の子をみる」
俺の言葉なんか聞こえていない風で、それでもどんどんと俺たちち歩み寄ってくる。
「真凛、止まれって」
「ねぇ、陽ちゃんのことどう思ってるの?」
真凛の視線が潤を捉える。
ヤバいとおもった。
このままだと、潤が危ないと思った。
「真凛、落ち着いてくれ、頼むから」
もう、下がるところはない。
後ろは壁だ。
潤と毎日のように一緒にいるようになっていたある日。
ふたりで、野球をみにきて、座席を探してると後ろから聞き覚えのある声に呼ばれた。
「……っ」
その声にサーッと血の気が引きつつも、振り向けば予想どおりそこには真凛がいた。
真凛はどう見ても、目に光なんて宿ってないような気がした。
俺は嫌な予感がして、とりあえず潤を自分の背後に引っ張って俺は1歩前にでる。
「陽ちゃん……」
それでもジワジワと俺たちふたりへ距離を縮めてる目の前の真凛。
「真凛、落ち着け……」
「陽ちゃんはいつもそう……あたし以外の子をみる」
俺の言葉なんか聞こえていない風で、それでもどんどんと俺たちち歩み寄ってくる。
「真凛、止まれって」
「ねぇ、陽ちゃんのことどう思ってるの?」
真凛の視線が潤を捉える。
ヤバいとおもった。
このままだと、潤が危ないと思った。
「真凛、落ち着いてくれ、頼むから」
もう、下がるところはない。
後ろは壁だ。