ふとした瞬間、


高瀬さんと目が合う。



…ドキッ!



高瀬さんの綺麗な目に、


今私が映し出されている…。


そう思うと、何だか嬉しい気持ちになる。


くっきり二重で大きな瞳。


筋の通った綺麗な鼻。


ニコッと笑うと少しできるえくぼが可愛くて堪らない。

少し寝癖がついた黒い短髪。

細身に見えて実は筋肉質で腕や足にはしっかりと

程よい筋肉がついていた。


優しくて、面白くて…。

一緒にいるとたのしい。



まさに、私の好きなタイプそのもの。



最初はね、きっと高瀬さんの見た目に好かれた。

けど、今は違う。


ちゃんと高瀬さんの内面も、

外見も、ぜーんぶ引っくるめて彼が好き。


大好き。



きっと最初に会った時から、


恋に落ちてた。


こんな感情、


生まれて初めてだった。



初めて、

自分から恋をした相手…。





一瞬目があったらもう離せない。


ふと気づけば目でおってしまう。


声が聞こえるだけで鼓動が早くなる。


近くにいると感じるだけで胸のドキドキが止まらない。







ーもう、私はきっと



この人しか愛せない。



この人以外に、好きな人なんてもう一生できない。



大袈裟って言われるかもしれないけど、






確かに、そう感じたー。