何を言ってるんだ?貴方方の世界では、神か死神と呼ばれる存在だって!あり得ない‼︎
「あ〜そうですよね。急にそんなこと言われても混乱しますよね、本当に私の考えが至らず。
でも、私が、貴方方の世界では神と死神どちらの意味も持っていることは本当なんですよ。
実際に、貴方は何処か分からない所に居ますよね?
まぁ、気付かれずに運ぶ方法など人間なら沢山あるのですがこれに関しては信じて貰わないと困ります。」
「はぁ、分かりました。とりあえずは、貴方が言ってることは信じますけど、じゃあ何故私がここに連れて来られたんですか?」
普通だったら、こんな話信じないが、よく考えればこんな空間、絶対におかしい!最初に思った通り何もないのだ、普通ならあるはずのドアもないしライトもない!なのに明るいし、私は、この空間に居る、この異様な空間もこの青年が、神か死神と呼ばれる存在なら納得出来る。
そんな風に私が思ってると、相手が苦虫を噛んだような顔をした。何故?
「実は、さきほど謝ったように貴方には許されないことをしてしまったんです。」
「はぁ」
そんなこと、言われても私にはまったく身に覚えのないことだ相づちを打つしかできない。
「じつは、貴方にはまだ寿命があるのに私のミスで死なせてしまったのです。本当に申し訳ありません!」
そう言って青年はまた土下座した。
「ハァァ⁈」