意味がわからない!
だって、起きて見たら白い何も無い空間にいて目の前に知らない青年が立っているんだから!
パニックにならない私を褒めて欲しい。
「あの〜ここ何処ですか?」
とりあえず、この青年に話を聞くしないだろう。
しかし、この青年すごいイケメンだ、白いローブに加え、黒髪に黒目で、日本人離れした整った顔立ち、太ってなくて逆に痩せすぎてもいない体型、多分アイドルになったら間違いなく売れると思う。性格に何か問題があったとしてもそれが良いとか言われて売れると思う。まぁ、犯罪とかしたら流石に無理だろうけどね。
「すいませんでした!」
そう言いながら、青年は土下座してきた。
意味がわからない!この青年まじでイケメンだな〜とか思ってたら、急に土下座して、しかも謝罪とか、私この人に何かされたっけ?
そういえば、私、今、知らない所にいるんだよね!やばい!知らない所にいて、よく、あ〜この人はイケメンだな、とか思えたね‼︎
てか話がそれたけど問題は、何故私は、知らない所にいて、知らない青年に土下座され謝られているからだ。
とりあえず、また聞くしかない。
「あの〜、聞きたいことは色々あるんですけど貴方は誰ですか?」
まずは、それが一番だここは何処?と聞くよりもこの青年のことを聞いた方がいい。
誰かわからない人と話すのは、はっきり言って気味が悪い。
さっきまで能天気な思考回路をしてたけど実際は、ただの現実逃避だ、ちゃんと考えないといけない。
「ああ、すいません私の考えが至らず。」
そう言いながら、青年は土下座から立ち上がり
「普通は、そうですよね。気づいたら知らない所にいて、知らない人から急に土下座されると困りますよね。本当にすいません。
私、貴方方の世界からは、神様あるいは死神と呼ばれる存在ですかね。」
そう言った。
「ハァァ⁈」