* 相変わらず、教室でお弁当を食べても 虚しさは変わらなかった。 ただ、周りがチラチラとこちらを 見るものだから、気恥ずかしくて。 「今日は教室なんだね」 「あれ、招き猫じゃん」 なんてコソコソ聞こえる。 だから早く済ませてしまおうと、 食べるペースを上げた。 いつもみたいに、野良猫に癒せてもらえない分、 孤独感がひしひしと伝わって辛い。 でも、 それでも私は、明日も、明後日も、ここ(今ある場所)で食べようって、逃げ出せずそう思えたんだ────。