けいちゃんが帰ると、私は子供とお風呂に入る。

その間に、けいちゃんは私が作っておいた晩ご飯を食べる。

10分後、

「けいちゃ〜ん」

と浴室から呼ぶと、口をもぐもぐさせながら、けいちゃんがバスタオルを広げる。

私から、かわいいかわいい赤ちゃんを受け取り、優しく拭いて、肌着を着せてくれる。

その間に私は、ささっと自分の頭と体を洗い、お風呂を出る。


けいちゃんは、湯気の出そうなほかほかの我が子を私に渡すと、

「じゃ、行ってきます。」

と玄関に向かう。

私は、

「いってらっしゃい。」

とけいちゃんにキスをする。