「拓斗…?」

「夕星…?」

「拓斗…どんだけ待たせるのよ!」

私は拓斗の近くにより、大泣きした

「ごめん、こんなことになるなんて…思ってもいなかったんだ」

「拓斗がいなくなって、ぽっかり穴が空いたみたいになって…」

「ごめん、夕星…1週間たったら、また一緒にいよう」

「うんっ!」

「あ…」

ちょっと曇った表情をし

拓斗は口を開いた

「彼氏とか出来ちゃった?」

「なわけないじゃん!ずっと好きなのは…拓斗だよ!」

「そうか…よかった〜」

馬鹿だな~

なびくわけないじゃん

「夕星…待たせて悪かった」

「何言ってんの、私は…」

「俺達…また1からはじめよう、友達より上の恋人未満から」

っ…

”友達より上から始めましょう”

同じ事…

しかも何で…

「夕星のこの7年以上の間を埋められるか、心配なんだ」

「え…」

「だから、また1からはじめよう、2人で」

「…うん!」

ちょっと不安だけど

隣の会社って言ってたし

1週間経てば…また一緒に話せたり、会えたりできる

こんな幸せ…どこにもない