何気なくチラッと窓の外を見てると、 何故か女子に囲まれて騒ぎが出来ていた。 気にかかるも、そう凝視せずに限界前まで車が走る。 でも、なんか女子達の黄色い声が大きい。 何気なくカーテンをすくって外を見る。 「…………………………え…?」 一瞬、騒ぎの中心にいた人物と窓ガラス越しに目が合う。 …か、カナタ…くん?