「誰よ」

「なんなよあいつ…!」

うわぁぁ…

様々な声が私の耳に届く。

怖すぎ!!!

視線…いや、睨み?体がチクチクと痛むほど学校中から視線を感じる。


「とにかく、教室入ろう…!」

真奈美に促され、教室へと入る。


だけど…


今日に入っても一緒だ。

私の周りにいた人達はある一定の距離を保って、私を見つめている。

「大丈夫!花には私がついてる!」


真奈美…

こんなにも友達を有難く思った日があっただろうか…