「先生〜?……え!?」 そっと顔を近づけた私は、思わず目を疑った。 パチッ…と目が合ったのは、先生では…なく… 「…マリナ…?」 「ぎゃあああ〜〜!!!」 私はそのまま倒れこみ尻もちをついてしまった。 「おい!何事だ!!?」 私の声に驚いたのか、先生が慌てて部屋に入ってきた。 「お…おぉ大丈夫かよ…」 先生は、驚き過ぎて立てない私と、その私を睨みつけるその人を、交互に見る。