……そ、そりゃ無理矢理生徒会にされたら嫌な気持ちはわかるけど…。でも。 「どうするんですか、それ!」 「さぁな。どうしようか?」 「もう、藤くん!」 ただでさえ各学年2人って決まりの少ない人数でやってるのに、幽霊部員が出るだなんてこの先やっていける気がしない。 今は藤くんと美海先輩がいるからいいけれど、2人が引退したらこのままだと実質部員は3人になってしまう。 「会長。俺と真崎に死ねって言ってるんすか?」 それは野内くんも同意見だったようで、藤くんに詰め寄っていた。