邪魔な物があるところに新しい物はのせられない。
無意味なルールが残るところに新しいルールを広めることはできない。
まずは秋本をこの学校から追い出すことにした。
先生も手を焼いていて、告げ口したくらいではどうにもならない。
秋本がここまで来れたのは取り巻きの力もある。取り巻きが離れていけば、秋本は弱体化すると考えた。
篤彦は、俺に勝てたら仲間になってやる、と言って、取り巻きの見ている前で戦うことにした。
秋本は余裕とばかりに笑いながら拳を振り下ろしたが、篤彦は避けて秋本の鳩尾に強烈な一撃を食らわせた。
篤彦は圧勝し、多くの取り巻きは進学クラスのガリ勉にも負けるやつだったのかと離れていった。一部離れない者もいて、篤彦を襲ってきたが、二人で返り討ちにしていた。
秋本の力は急激に弱まり、ある日これまで押さえつけられていた生徒が、一斉に秋本と残った取り巻きを襲った。
秋本たちは学校にいられなくなり、間も無く自主退学した。
自分もそうなることを恐れた取り巻きたちは、篤彦に擦り寄ってくる。
篤彦はこれまでの報いとして一発殴った後、取り巻きを仲間にした。
篤彦の名前は学校中に広まる。そして友達である俺の名前も共に覚えられた。
残るは一、二年の不良たち。三年生の秋本が消え、今度は俺らが天下を取るという空気が生まれた。
そんなとき、俺たちの元に学校を変えたいと思う生徒が集まり、これを気に組織で活動することになった。
進学クラスからも立ち上がる生徒が出てきた。
二年生から湯浅先輩、三年生からは日本先輩と桐生先輩、そして同じクラスからハクとあんらが加わった。
湯浅先輩はまさに進学クラスの生徒といった感じの真面目な性格で、戦うことは苦手だったが、新しい校則ができるまでのルールを作ったりしていた。
日本先輩は穏やかな人で、更生する意思を見せた生徒は許していた。ただ食べ物の好みが普通の高校生から離れていて、休み時間に干物を食べたことから通称がひもとからひものになっていた。それでも日本先輩は怒らなかったな。
桐生先輩はどうすれば自分がカッコよく見えるかを研究していて、漫画に出てくるような技を繰り出そうとしていた。また緊張していたり落ち込んでいるのを見かけると笑わせたくなるらしく、みんなはからかいながらも慕っていた。
ハクは元気な男子で、破天荒に見えるが実は周りをよく見て行動していた。しかし売られた喧嘩は買う主義で、篤彦から無駄に戦うなど注意されることが多かった。
あんらは優しい性格で、いつも笑って俺たちを元気付けようとしていた。
他に女子が少ない上危険な争いが尽きないが、最後までついてきて怪我の処置やアドバイスをくれるあんらをみんな大切に思っていた。
それなりの人数が集まり、篤彦をリーダー俺とハクを副リーダーとして、独立風紀委員を結成した。
無意味なルールが残るところに新しいルールを広めることはできない。
まずは秋本をこの学校から追い出すことにした。
先生も手を焼いていて、告げ口したくらいではどうにもならない。
秋本がここまで来れたのは取り巻きの力もある。取り巻きが離れていけば、秋本は弱体化すると考えた。
篤彦は、俺に勝てたら仲間になってやる、と言って、取り巻きの見ている前で戦うことにした。
秋本は余裕とばかりに笑いながら拳を振り下ろしたが、篤彦は避けて秋本の鳩尾に強烈な一撃を食らわせた。
篤彦は圧勝し、多くの取り巻きは進学クラスのガリ勉にも負けるやつだったのかと離れていった。一部離れない者もいて、篤彦を襲ってきたが、二人で返り討ちにしていた。
秋本の力は急激に弱まり、ある日これまで押さえつけられていた生徒が、一斉に秋本と残った取り巻きを襲った。
秋本たちは学校にいられなくなり、間も無く自主退学した。
自分もそうなることを恐れた取り巻きたちは、篤彦に擦り寄ってくる。
篤彦はこれまでの報いとして一発殴った後、取り巻きを仲間にした。
篤彦の名前は学校中に広まる。そして友達である俺の名前も共に覚えられた。
残るは一、二年の不良たち。三年生の秋本が消え、今度は俺らが天下を取るという空気が生まれた。
そんなとき、俺たちの元に学校を変えたいと思う生徒が集まり、これを気に組織で活動することになった。
進学クラスからも立ち上がる生徒が出てきた。
二年生から湯浅先輩、三年生からは日本先輩と桐生先輩、そして同じクラスからハクとあんらが加わった。
湯浅先輩はまさに進学クラスの生徒といった感じの真面目な性格で、戦うことは苦手だったが、新しい校則ができるまでのルールを作ったりしていた。
日本先輩は穏やかな人で、更生する意思を見せた生徒は許していた。ただ食べ物の好みが普通の高校生から離れていて、休み時間に干物を食べたことから通称がひもとからひものになっていた。それでも日本先輩は怒らなかったな。
桐生先輩はどうすれば自分がカッコよく見えるかを研究していて、漫画に出てくるような技を繰り出そうとしていた。また緊張していたり落ち込んでいるのを見かけると笑わせたくなるらしく、みんなはからかいながらも慕っていた。
ハクは元気な男子で、破天荒に見えるが実は周りをよく見て行動していた。しかし売られた喧嘩は買う主義で、篤彦から無駄に戦うなど注意されることが多かった。
あんらは優しい性格で、いつも笑って俺たちを元気付けようとしていた。
他に女子が少ない上危険な争いが尽きないが、最後までついてきて怪我の処置やアドバイスをくれるあんらをみんな大切に思っていた。
それなりの人数が集まり、篤彦をリーダー俺とハクを副リーダーとして、独立風紀委員を結成した。



