「じゃあ実行委員は都橋と野崎で決定だな」
こうして文化祭の実行委員が決まる
思えばこれが俺と雪菜の始まりだったなー
その後は授業も淡々と終わり
放課後になる
「おーい、都橋、野崎、ちょっといいかー?」
白田が手を挙げて俺ら2人を呼ぶ
「なーんだよ今帰ろうとしたのに」
と愚痴をこぼして
「ごめんなーみんな、
先行ってて貰えるか?」
「うん、じゃあねー」
と愛華が言うといつもの3人が先に行く
俺と雪菜は白田の元へ行き
「早速なんだが
放課後残って文化祭の出し物を考えてもらいたいんだが
この高校生ってのはな、人任せにすることが多いんだ
だから何個か候補を作ってもらってその中から選んでもらう形になるから
それを考えて欲しいだ」
白田が何故か熱く語るが
「えーー!!めんどくせー!」
と俺は全力で否定した
「お前はなんで実行委員やったんだ?」
呆れた白田が眉間にしわを寄せ言う
「楽しそうだから」
「いいんだか悪いんだか、
野崎はどうだ?考えてくれるか?」
白田は雪菜には優しく問いかける
「じゃあ今日話し合って決めます」
雪菜は俺の予定を無視で話を進めた



