先生が横を通る
何も言われない
おいおい、節穴か?
俺は着替えてから来なさいって言われるの待ってるんだけど
こういう時に限って何も言ってこない
腑に落ちねーなー
いつも通りの生活
俺はそう思っていた
「お?」
俺は知ってる人を見つける
いたいた!こいつがいなきゃ始まらねーよな
「おーーい!太一ー!」
太一に伸ばし棒やると変だなー
あっひゃっひゃっひゃー!
爆笑
俺は太一に向かって大きく手を振った
しかし太一は
【スッ】と無言で通り過ぎる
なんだよ、連れねーやつだな
太一はいつもテンションが低めでノリ悪いからな
俺は太一を追いかけて
「なあー太一、
俺の格好見てくれよ
やばくね??間違えて着てきちゃった」
俺はいつも通り太一に話しかけるが
太一は反応しない
なーんだー??
俺は太一のおかしな行動に
「おーい!太一!」
太一の肩を叩こうとする



