ショッピングモールでお買い物が終わり、次に私たちが向かったのは―――

「ま~さ~る~くん♥
また来たよ~★」

「あ?帰れ」

大さんが働いている喫茶店。

「大~、冷た~い・・・」

「キモイ」

「怒(# ゚Д゚)
え?大、さっきなんか言った?
全然聞こえなかった~♪(怒)」

「だから~、キモイって―――」

バコっ!!

大さんの口に丸い卓盆をつっこむ真君・・・

「え?なんか言った?」

「・・・・」

ここまでされては、さすがの大さんも黙るしかない。

「あ、なっちゃん♪
いつものでいいよね~?」

「う、うん・・・」

「てなわけだから、大。
早く持ってきてね☆」

なんてお茶目に注文する真君だが、すでに抹殺する勢い・・・

「わかったから!」

と、ズカズカと厨房に入っていく大さんを見送って、真君は私の前の席―――

いや、私の真横に座る。

なぜ、真横・・・?

変に近いし、ドキドキが止まらない。

「今日、楽しかったね~」

「う、うん・・・」

変に緊張して、頷くだけでも必死だった。