マー君−Black and White

「今はこの人を休ませないと。話を聞くのはそれか−−」



長髪を乱し頭を垂れている絵里に手を翳した時、突然彼女が口を開き始めた。



「カオガ・・・・・・ナイ。ボクノ、カオガ、ナイ」



一瞬身動きができなかった。



「キミノ、カオ、ホシイ。・・・・・・ホシイ」



気味の悪い笑い声が響く。