今日から、華の高校生活か、

私は、まなみ、とうとう夢に待っていた高校生活が始まろうとしている!

中学とは、違う、何かが、違う!そう、心弾ませて、門をくぐった!

「あーーー!やっぱり!高校の先輩、大人っぽくて、可愛くて、綺麗で、、あっ!痛った!」

「お前、そんなのばっかり気にしてるから、受験に失敗するんだよ、、コイツも困ったやつだよ、、」

この、私に、躊躇なく、ひどいことを言う、この、人間の、下の下の下と言ってもいい、コイツの名前は、かずや。中学の同級生で、私と同じ、受験に落ちた醜い、醜い、お馬鹿ちゃんなのである!

「なんなのよ!もう、中学卒業、したんだから、朝ぐらい、別々に登校すればいいでしょ!いくら、うちのお母さんが、心配性だからって、毎日、一緒に登校って、私は、お嬢様か!?、、そ、れ、に!私とかずやが一緒に登校してたら、高校で彼氏作れない!!」

「ありがたいと思え!この、かっこいい、かっこいい、かずや様が毎日、お前みたいな、子豚と登校してやってんだぞ!」

「はぁぁぁぁぁ!?」

まぁ、たしかに、かずやは、かっこよくて、頭も良くて、そして、なんだって、モテる、どーして、コイツがモテるかは、よくわからないけど、私は、どうもコイツが、嫌いだ!

うちは、小さい頃から、かずやの家と仲良くしてきた、入学式も卒業式も、毎回一緒に、食べに行くのが決まり、なぜって、、それは、うちのお母さんと、かずやのお母さんは、幼馴染で、ずっとずっと、仲良しだったから、家まで、隣、子供の私からしてみたら、、、まいったものよ、、

「あっ、そういえば、かずやって何組なの?」

「俺は8組だった、まなみは?」

「やった!私は、9組!これで、お前という支配から逃れられるぜよ!はっはっはっ!」

「大丈夫か、頭、あっ、豚の脳みそだから、考えることが、苦手だったな」

こんやろー!!あー!!もう、本当に、コイツは!いいもん!私は、これからなんだから!

そう言って、私は、廊下でかずやと別れ、教室に向かった、

教室の中は、誰もいなくて、私が一番のりだった、

初日だし、何もすることがなかった、私は、椅子に腰掛けて、窓の外を見てみると、いきなり、扉の開く、音がした、、

それが、君との初めて出会い、私が、君に一目惚れした、瞬間だった、、