私がそっと手を重ねるとこうたくんはぎゅっと手を握ってくれたから私も握り返す 「うふふふ」 「ん?どーかしたの?」 こうたくんは首をかしげている 「なんか、幸せだなーって思って」 「俺も今そー思ってた」 こうたくんは珍しく少し照れたように目線を外して言う やっぱりこうたくんは私にはもったいないくらいの彼氏だ それから学校の話をしたりデートの行きたい場所の話などをして学校に向かった