トシノサ恋 ~永久に…君に~

ラーメン店から出ると…

14時を少し過ぎていた。

もうこのまま…帰った方がいいよね。

結局…ちゃんと話をできなかった。

「……この後なんだけど…」

「…え、この後?」

「観覧車…乗りに行かない?」

「……え」

観覧車…って……。

「まだ、一緒にいたいから…いい?」

「……わかった。」

そう言って新井くんと、駅に向かう。

私が駅の時刻表を確認していると

新井くんは、目にギュッと力を入れて

時刻表を見ていた。

あれ……

新井くんって…もしかして

眉間にシワが寄ってるのって…。

さっき、私と近くで話していた時は

穏やかな瞳だった。

近くの物を見るときも普通だったし。

「……新井くん…

もしかして目が悪い?」

「…え、何でわかったの?」

「だって……遠くを見るとき…

目が鋭くて…恐いから……。」

「……えっ、恐い?マジで?」

新井くんが驚いた顔で私を見た。