トシノサ恋 ~永久に…君に~

「…すっげー、面白かったぁ…っ。」

映画館から出て並んで歩いていると

新井くんが私の方を笑って見た。

「…そうだね、私も面白かったよ。」

私も笑って新井くんを見上げた。

新井くんは、私の顔を見ると

急に目をそらして前を向いた。

「…え…どうしたの?」

「……えっ、何か…その、紗和が

スッゲー笑って俺の顔を

見てくるから……。」

「え……だから…?」

「……だから…ちょっと照れた。」

「…えっっ…」

照れた……?!今さらっ?

あれだけの事をしといて??

カァァァァァ///////////

平常心が崩れていき

急に顔が熱くなっていく…。

「……えっ!?」

急に新井くんが驚いた声を出す。

「……え、な、何……??」

「紗和…耳まで真っ赤になってる…。」

「ええっっ。」

イヤァ~!……最悪……恥ずかしすぎる…

生徒を相手に私は……何してるのっ…

本当に…もう、どうしようもない。

「嫌…見ないで……っ。」

そう言って早歩きで新井くんを

置いてずんずん歩き続けた。