「麗夜の親父 厳しいから、あんまり喧嘩はしないように言われてるらしいし。」 「今じゃあ パッと見、真面目君だもんな。」 会話に入って来ず、ずっとパソコンのキーボードを叩いている仁亜。 なんていうか、指さばきが凄い。 時々、電話で繋がっている麗夜君に向かって 報告をしている。 麗夜君はバイクの運転中なのか、返事はない。