「あ?帰ってきたか?」 中に居たのは 従兄弟の "伊原瑠希" 。 私はホッと心を撫で下ろす。 「何で来てんの?」 「蓮人さんに言われて。」 瑠希は6代目獅龍幹部メンバーの1人だったはず。 だから、初代総長の校長先生の言葉には逆らえないのか。 「そう。」 手洗いうがいをして、制服から部屋着に着替える。 瑠希には 幼い頃 お風呂に入れてもらっていたりしたから 恥じらいはない。