うーん、と伸びをして起きた。
周りを見て、そういえば保健室で寝たんだったなと思い出した。
「和海…」
和海が寝ていたはずのベッドには誰もいない。
ちょっと寂しさを感じて、私は生徒会室に向かった。
「和海ぃ」
生徒会室の長机に皆座って話し合いをしていた。
その全員が私を見るが、私は和海しか見えていなかった。
「和海ぃ」
ふらふらと歩いて和海の背中に抱きついた。
「……有紀」
「なあに?」
呂律がまわっていない。
「ちょっと行こうか」
「どこにぃ?」
「いいから」
和海は席を立って、私をお姫様抱っこして生徒会室から出た。
「和海ぃ」
いきなりキスをされた。
「はぁ、もう可愛すぎ。どうして、酔ったみたいになってる?」
「和海がいなかったぁ」
「……ああ。有紀の方が毎朝起きるの早いから、起きて俺がいないのが慣れてなかったのか…」
「うん……和海ぃ」
私はもっと満たされたくて、和海にしがみついた。
「もう少しこのままでいるか…」
和海は私の頭を撫でて言った。
周りを見て、そういえば保健室で寝たんだったなと思い出した。
「和海…」
和海が寝ていたはずのベッドには誰もいない。
ちょっと寂しさを感じて、私は生徒会室に向かった。
「和海ぃ」
生徒会室の長机に皆座って話し合いをしていた。
その全員が私を見るが、私は和海しか見えていなかった。
「和海ぃ」
ふらふらと歩いて和海の背中に抱きついた。
「……有紀」
「なあに?」
呂律がまわっていない。
「ちょっと行こうか」
「どこにぃ?」
「いいから」
和海は席を立って、私をお姫様抱っこして生徒会室から出た。
「和海ぃ」
いきなりキスをされた。
「はぁ、もう可愛すぎ。どうして、酔ったみたいになってる?」
「和海がいなかったぁ」
「……ああ。有紀の方が毎朝起きるの早いから、起きて俺がいないのが慣れてなかったのか…」
「うん……和海ぃ」
私はもっと満たされたくて、和海にしがみついた。
「もう少しこのままでいるか…」
和海は私の頭を撫でて言った。