画像がアップされた日時は、昨夜日付が変わる直前だった。
美波がカンナに対してストレスを抱えているのは間違いない。
人をイジメて苦しめている人間は、相手をイジメることで憂さ晴らしができていると思っているに違いない。
だから現に、美波はカンナの画像を昨日アップした。
先生やパパにバラすとカンナを脅していた材料をこんなにも簡単に手放してしまうなんて。
美波はこれでカンナが苦しむと思っているんだろう。
でも、カンナにダメージなどない。
バカな美波ちゃん。
とことんカンナを苦しめてやりたいと美波が思えば思うほど、どんどん深みにはまっていく。
その深みに、いつか足を取られてしまうことになるというのに。
それに本人は気付いていない。
「みんなはこれを見たからカンナによそよそしかったんだねぇ」
男の子にスマホを返したタイミングで、
「カンナちゃん!」
突然名前を呼ばれた。
声のする方に視線を向けると、そこにいたのは顔を真っ青にした桃ちゃんだった。
美波がカンナに対してストレスを抱えているのは間違いない。
人をイジメて苦しめている人間は、相手をイジメることで憂さ晴らしができていると思っているに違いない。
だから現に、美波はカンナの画像を昨日アップした。
先生やパパにバラすとカンナを脅していた材料をこんなにも簡単に手放してしまうなんて。
美波はこれでカンナが苦しむと思っているんだろう。
でも、カンナにダメージなどない。
バカな美波ちゃん。
とことんカンナを苦しめてやりたいと美波が思えば思うほど、どんどん深みにはまっていく。
その深みに、いつか足を取られてしまうことになるというのに。
それに本人は気付いていない。
「みんなはこれを見たからカンナによそよそしかったんだねぇ」
男の子にスマホを返したタイミングで、
「カンナちゃん!」
突然名前を呼ばれた。
声のする方に視線を向けると、そこにいたのは顔を真っ青にした桃ちゃんだった。