イジメ返し3

密集した住宅街で我が物で行われているバーベキュー。

白い煙が四方八方へ広がっていき、辺りには匂いが漂っている。

まるでここが住宅街ではなくバーベキュー会場であるかのような騒ぎぶり。

派手な髪色の集団は左手に煙草、右手にはビールを持ちありえないほどの声の大きさでしゃべったり笑ったりしている。

数軒先の家の人が慌てた様子で洗濯物を取り込む。

車の横を通り過ぎながら困惑気な表情を浮かべる杖をついた高齢者の女性。

路駐の車が邪魔でなかなか通りすぎることができず苛立ったような様子の車の女性。

みんなが迷惑しているのに、自分だけが良ければそれでいいという自己中心的な傲慢さ。

さすがは美波の両親なだけある。