「ねぇねぇ、美波ちゃんってば~!聞いてるの~?」
どんな顔をしているんだろう。
黙っている美波の顔を覗き込む。
煽ればすぐに殴り掛かってくると思っていたのに、顔を持ち上げた美波は冷静だった。
「で、言いたいことはそれだけ?」
余裕のある表情でニヤリと笑った美波。やっぱり一筋縄ではいかないようだ。
「なんかカンナのせいで遊ぶ気失せたし。今日はもう帰ろう」
美波は2万を当たり前のように自分のポケットにしまう。
「えー、マジで~?まだ早いのに~?」
「いいじゃん、たまには。翔平帰ろう」
美波は翔平の腕に自分の腕を絡ませたまま歩き出す。
「カンナ、またねー」
砂羽もつられて二人の後を追いかけていく。
翔平は美波に引っ張られるように歩き続ける。
一度だけ振りむこうとしたものの、美波に何かを言われて諦めたようだった。
「さすがだねぇ、美波ちゃん」
カンナの思惑通りに動かないところが美波らしいよ。
ハァと息を吐きだすと、カンナはゆっくりと家のある方向へ歩き出した。
どんな顔をしているんだろう。
黙っている美波の顔を覗き込む。
煽ればすぐに殴り掛かってくると思っていたのに、顔を持ち上げた美波は冷静だった。
「で、言いたいことはそれだけ?」
余裕のある表情でニヤリと笑った美波。やっぱり一筋縄ではいかないようだ。
「なんかカンナのせいで遊ぶ気失せたし。今日はもう帰ろう」
美波は2万を当たり前のように自分のポケットにしまう。
「えー、マジで~?まだ早いのに~?」
「いいじゃん、たまには。翔平帰ろう」
美波は翔平の腕に自分の腕を絡ませたまま歩き出す。
「カンナ、またねー」
砂羽もつられて二人の後を追いかけていく。
翔平は美波に引っ張られるように歩き続ける。
一度だけ振りむこうとしたものの、美波に何かを言われて諦めたようだった。
「さすがだねぇ、美波ちゃん」
カンナの思惑通りに動かないところが美波らしいよ。
ハァと息を吐きだすと、カンナはゆっくりと家のある方向へ歩き出した。



