「アンタにはもう用ないから、帰って」
シッシッと手でカンナを追っ払う仕草を見せる美波。
「ねぇ、洋服でも買いに行く?」
「いいね、あたし新しいバッグでも買おうかな」
2万を手に砂羽と楽しそうにお金の使い道を相談している。
翔平は少しだけ同情したようにカンナを見つめた。
グッと奥歯を噛みしめる。
美波は人間の心を持ち合わせていない。
自分が良ければ、他人がどんなに傷付こうと関係ない。
こんな仕打ちを平然とできるのがその証拠だ。
「それはおかしいよ。そのお金は美波ちゃんたちだけのお金じゃないでしょ?カンナをおとりにしておじさんからお金を巻き上げたんだから」
「……へぇ。意外」
美波は見下すような目でカンナを見つめる。
「アンタ、変わったんだね?昔は正義感丸出しだったくせに、巻き上げた金の取り分が欲しいなんて、ね」
クックッと喉を鳴らして笑う美波は悪魔のようだ。
シッシッと手でカンナを追っ払う仕草を見せる美波。
「ねぇ、洋服でも買いに行く?」
「いいね、あたし新しいバッグでも買おうかな」
2万を手に砂羽と楽しそうにお金の使い道を相談している。
翔平は少しだけ同情したようにカンナを見つめた。
グッと奥歯を噛みしめる。
美波は人間の心を持ち合わせていない。
自分が良ければ、他人がどんなに傷付こうと関係ない。
こんな仕打ちを平然とできるのがその証拠だ。
「それはおかしいよ。そのお金は美波ちゃんたちだけのお金じゃないでしょ?カンナをおとりにしておじさんからお金を巻き上げたんだから」
「……へぇ。意外」
美波は見下すような目でカンナを見つめる。
「アンタ、変わったんだね?昔は正義感丸出しだったくせに、巻き上げた金の取り分が欲しいなんて、ね」
クックッと喉を鳴らして笑う美波は悪魔のようだ。



