「店員さぁ~ん!砂羽ちゃんが前にここのお店で万引きしちゃって、それを今謝りたいそうでーす!」
「あ、アンタ!!」
ひゅっと喉の奥が狭くなった。口を開けて目を見開き、店員の動向に注視する。
店員はやっぱりというように互いの顔を見合せると、こちらに向かって歩みを進める。
このままじゃヤバい!逃げなくちゃ!!カバンの中を見られたら終わりだ。
「くっ、離して!!」
「いーやーだーよーーーー!!みなさーーーん!この子は万引きをしましたーーー!!」
カンナの叫び声に近くにいた人たちが集まりだす。
学生、スーツを着たサラリーマン、小綺麗なOL、買い物中の主婦、腰を曲げた老夫婦。
その中の数人が慌ててスマホを取り出してあたしに向ける。
「ヤバくねっ、なんか修羅場っぽい!!」
「おい、動画動画!」
マズい。この中の一人が動画をSNSにあげればそれは瞬く間に広がるだろう。
あたしが必死になって増やしたフォロワーにあたしだと気付かれてしまえば、フォロワー離れにつながる。
焦った。体中の汗という汗が吹き出すような感覚。
「離して!!離してよ―――!!」
叫びながらカンナの手から逃れようとするものの、カンナは笑顔を崩すことなく余裕そうにこちらを見つめている。
「あ、アンタ!!」
ひゅっと喉の奥が狭くなった。口を開けて目を見開き、店員の動向に注視する。
店員はやっぱりというように互いの顔を見合せると、こちらに向かって歩みを進める。
このままじゃヤバい!逃げなくちゃ!!カバンの中を見られたら終わりだ。
「くっ、離して!!」
「いーやーだーよーーーー!!みなさーーーん!この子は万引きをしましたーーー!!」
カンナの叫び声に近くにいた人たちが集まりだす。
学生、スーツを着たサラリーマン、小綺麗なOL、買い物中の主婦、腰を曲げた老夫婦。
その中の数人が慌ててスマホを取り出してあたしに向ける。
「ヤバくねっ、なんか修羅場っぽい!!」
「おい、動画動画!」
マズい。この中の一人が動画をSNSにあげればそれは瞬く間に広がるだろう。
あたしが必死になって増やしたフォロワーにあたしだと気付かれてしまえば、フォロワー離れにつながる。
焦った。体中の汗という汗が吹き出すような感覚。
「離して!!離してよ―――!!」
叫びながらカンナの手から逃れようとするものの、カンナは笑顔を崩すことなく余裕そうにこちらを見つめている。



