「で、どこ行きたいの?」
「ん~、まだナイショ~!」
カンナはあたしの腕を引っ張ったまま歩き続ける。
その間にも左右に視線を走らせてカンナに買ってもらえそうな商品を探す。
さっさとカンナの用事を済ませてあたしの買い物に付き合ってもらわなくちゃ。
そう思っていた矢先、カンナはあるショップの前で立ち止まった。
「カンナが来たかったお店ってここだよ~!」
「ここ……?」
それはあたしがバッグを万引きしたお店だった。
思わずギュッと自分のカバンを握り締める。
この中にはこの店で盗んだバッグが入っている。
美波が高く売ってくれるというから持ってきたけど、今朝のケンカでバッグを渡す必要がなくなりカバンに入れたままになっていた。
マズい。バレる心配はないと分かっているのに、何故か嫌な汗が出てくる。
「じゃ、入ろう~?砂羽ちゃん、一緒に選んでくれる~?」
カンナは楽しそうにそう言うと、さっさと店に入ってしまった。
あたしは震える足でカンナのことを追いかけた。
「ん~、まだナイショ~!」
カンナはあたしの腕を引っ張ったまま歩き続ける。
その間にも左右に視線を走らせてカンナに買ってもらえそうな商品を探す。
さっさとカンナの用事を済ませてあたしの買い物に付き合ってもらわなくちゃ。
そう思っていた矢先、カンナはあるショップの前で立ち止まった。
「カンナが来たかったお店ってここだよ~!」
「ここ……?」
それはあたしがバッグを万引きしたお店だった。
思わずギュッと自分のカバンを握り締める。
この中にはこの店で盗んだバッグが入っている。
美波が高く売ってくれるというから持ってきたけど、今朝のケンカでバッグを渡す必要がなくなりカバンに入れたままになっていた。
マズい。バレる心配はないと分かっているのに、何故か嫌な汗が出てくる。
「じゃ、入ろう~?砂羽ちゃん、一緒に選んでくれる~?」
カンナは楽しそうにそう言うと、さっさと店に入ってしまった。
あたしは震える足でカンナのことを追いかけた。



