「あっ、あと一つだけ条件がある。その子にもSNSを辞めてもらわなくちゃね。だって、カンナが辞めたのに自分だけSNSをやってるなんてズルいでしょ~?」
「え……」
SNSを辞める……?喉元まで出かかっていた謝罪の言葉を慌てて飲み込む。
「って、ごめんね!砂羽ちゃん!砂羽ちゃんに関係のない話ばっかりしちゃって!あっ、そうそう!ちょっとカンナ駅ビルで寄りたいお店があるの。付き合ってくれる~?」
「えー、めんどくさい。あたし、帰って早く投稿したいんだよね」
「そんなこといわないでよ~!あっ、じゃあさ、付き合ってくれたら何か買ってあげるから~。ねっ、砂羽ちゃーん、いいでしょ~?」
何かを買ってくれるというなら話は別だ。
猫なで声を上げるカンナにあたしは「しょうがないなぁ」とあえて気のない振りをしてうなずいた。
カフェのお金はもちろんカンナに支払わせた。
「やばっ、財布忘れちゃった!ごめん、カンナ。明日返すから!」
「もう~、砂羽ちゃんってばぁ~!うっかり者さん!」
カンナは唇を尖らせて文句を言いながらも会計を済ませた。
なんだかんだいってカンナは使える。
これから先もバカな金持ちのカンナを利用させてもらおう。
あたしはそう心に決めた。
「え……」
SNSを辞める……?喉元まで出かかっていた謝罪の言葉を慌てて飲み込む。
「って、ごめんね!砂羽ちゃん!砂羽ちゃんに関係のない話ばっかりしちゃって!あっ、そうそう!ちょっとカンナ駅ビルで寄りたいお店があるの。付き合ってくれる~?」
「えー、めんどくさい。あたし、帰って早く投稿したいんだよね」
「そんなこといわないでよ~!あっ、じゃあさ、付き合ってくれたら何か買ってあげるから~。ねっ、砂羽ちゃーん、いいでしょ~?」
何かを買ってくれるというなら話は別だ。
猫なで声を上げるカンナにあたしは「しょうがないなぁ」とあえて気のない振りをしてうなずいた。
カフェのお金はもちろんカンナに支払わせた。
「やばっ、財布忘れちゃった!ごめん、カンナ。明日返すから!」
「もう~、砂羽ちゃんってばぁ~!うっかり者さん!」
カンナは唇を尖らせて文句を言いながらも会計を済ませた。
なんだかんだいってカンナは使える。
これから先もバカな金持ちのカンナを利用させてもらおう。
あたしはそう心に決めた。



