「砂羽ちゃんってばまたスマホ~?」
カフェへ行く道中も画面はスマホに向けたまま歩く。
「んー、ちょっとチェックしてるから黙ってて」
「今カンナと一緒にいるんだからおしゃべりしようよ~」
カンナがあたしの腕を引っ張る。チッと心の中で舌打ちする。
「カフェ着いたらね。あっ、フォロワー一人増えてるし!やった!」
いちいちうるさいカンナに嫌気が差し、文句を言いたいのをぐっとこらえる。
ひとまずカフェに着くまでの我慢。画面に意識を集中させる。
「ちゃんと前見て歩こうよ~。周りに迷惑かけてるのに気付かないで、自分は関係ないですって顔して歩く子ってカンナ嫌い」
「えー?なんか言った~?」
カンナの言葉に適当に答えた瞬間、ぐっと腕を引っ張られた。
「なに、急に!?」
「砂羽ちゃん、危ないよ」
あたしが叫んだと同時にけたたましいクラクションとともに車があたしのすぐ横を通り過ぎていく。
「運転荒すぎ。免許あるわけ~?」
車の運転手は苛立っているのか、再びクラクションを鳴らす。
「死ぬなら……でね」
そのとき、カンナがにっこりと笑って何かを言った。
でも、その声はクラクションにかき消された。
カフェへ行く道中も画面はスマホに向けたまま歩く。
「んー、ちょっとチェックしてるから黙ってて」
「今カンナと一緒にいるんだからおしゃべりしようよ~」
カンナがあたしの腕を引っ張る。チッと心の中で舌打ちする。
「カフェ着いたらね。あっ、フォロワー一人増えてるし!やった!」
いちいちうるさいカンナに嫌気が差し、文句を言いたいのをぐっとこらえる。
ひとまずカフェに着くまでの我慢。画面に意識を集中させる。
「ちゃんと前見て歩こうよ~。周りに迷惑かけてるのに気付かないで、自分は関係ないですって顔して歩く子ってカンナ嫌い」
「えー?なんか言った~?」
カンナの言葉に適当に答えた瞬間、ぐっと腕を引っ張られた。
「なに、急に!?」
「砂羽ちゃん、危ないよ」
あたしが叫んだと同時にけたたましいクラクションとともに車があたしのすぐ横を通り過ぎていく。
「運転荒すぎ。免許あるわけ~?」
車の運転手は苛立っているのか、再びクラクションを鳴らす。
「死ぬなら……でね」
そのとき、カンナがにっこりと笑って何かを言った。
でも、その声はクラクションにかき消された。



