あたしと美波はあれから一言も口をきいていない。
それどころか目も合わせていない。
「ねぇ、カンナ。今日一緒に帰らない?」
放課後になり、あたしはカンナの席へ向かう。
美波はあたしの横を通り過ぎて誰よりも早く教室を出て行く。
いつもはダラダラ帰りの用意をしてから出て行くのに。
何か用事でもあったんだろうか。
「砂羽ちゃん、カンナと一緒に帰ってくれるの~?」
「うん。カンナ、色々あって落ち込んでるかなって思って。駅前のカフェでもいかない?」
「いいよ~!」
カンナはニコニコと嬉しそうな表情を浮かべて帰り支度を始める。
バカな子。落ち込んでるかどうかなんてあたしがアンタの心配するはずないじゃん。
目的はカンナと一緒にカフェで仲良さそうに写真を撮るだけ。
カンナには熱狂的なファンがついていた。
カンナのアカウントが消えたことでそのファンはもうカンナのことを見ることができない。
だから、あたしのアカウントにカンナをアップする。
そうすれば、あたしのアカウントにはいいね!とコメントが殺到するはずだ。
カンナのフォロワーがあたしのアカウントもフォローしてくれるだろう。
あたしにとって今のカンナを利用しない手はない。
それどころか目も合わせていない。
「ねぇ、カンナ。今日一緒に帰らない?」
放課後になり、あたしはカンナの席へ向かう。
美波はあたしの横を通り過ぎて誰よりも早く教室を出て行く。
いつもはダラダラ帰りの用意をしてから出て行くのに。
何か用事でもあったんだろうか。
「砂羽ちゃん、カンナと一緒に帰ってくれるの~?」
「うん。カンナ、色々あって落ち込んでるかなって思って。駅前のカフェでもいかない?」
「いいよ~!」
カンナはニコニコと嬉しそうな表情を浮かべて帰り支度を始める。
バカな子。落ち込んでるかどうかなんてあたしがアンタの心配するはずないじゃん。
目的はカンナと一緒にカフェで仲良さそうに写真を撮るだけ。
カンナには熱狂的なファンがついていた。
カンナのアカウントが消えたことでそのファンはもうカンナのことを見ることができない。
だから、あたしのアカウントにカンナをアップする。
そうすれば、あたしのアカウントにはいいね!とコメントが殺到するはずだ。
カンナのフォロワーがあたしのアカウントもフォローしてくれるだろう。
あたしにとって今のカンナを利用しない手はない。



