「カンナちゃん、大丈夫?」
翌朝登校すると、カンナの席の周りに人だかりができていた。
その輪の真ん中にいるカンナは肩を落として涙を流している。
昨日のあたしの行動がもう実を結んだようだ。
心の中でほくそ笑みながらカンナの席へ向かう。
「どうしたの、カンナ」
顔をあげたカンナはすがるような目であたしを見つめる。
「あっ、砂羽ちゃん……!あのねぇ、カンナがやってたSNSがね……荒されちゃったのぉ!」
「えー、マジで?」
今知ったというように驚いて見せる。
「うん。変なコメントとかたくさんきたり、悪口書かれて本当に嫌だった……!どうしてそんなことするんだろう」
うん、知ってる。悪口書き込んだ中にあたしも含まれてるし。
そもそもキッカケを作ったのはあたしだから。
「でしょ~?カンナすごいショックだったのっ」
「大変だったね。しばらくはSNSやらないほうがいいかも。また嫌がらせされたらきついじゃん?」
目に浮かぶ涙を拭うカンナを同情したように励ます。
それにしても酷かった。次々に書き込まれる卑猥と悪意をごちゃまぜにしたようなコメントを見ていたせいで昨日はあまり眠れなかったけれど、久しぶりにスカッとした気持ちになった。
色々な掲示板に【パパ活募集!】とカンナのアカウントを貼り付けだけなのに反応はすごかった。
全国の気持ちの悪い下心丸出しの男がカンナのアカウントに一斉にコメントし始め、今朝になるとカンナのSNSは閲覧できなくなっていた。
一時停止したのか退会したのかは間違いない。
全てが思い通りになった。
これでもうカンナのフォロワー数を気にせずに暮らせる。
今日は何を投稿しようか。
そんなことを考えていたとき、
「ううん。カンナ、泣き寝入りだけはしないよ。ちゃーんと犯人を特定するの」
カンナは顔を持ち上げた。
翌朝登校すると、カンナの席の周りに人だかりができていた。
その輪の真ん中にいるカンナは肩を落として涙を流している。
昨日のあたしの行動がもう実を結んだようだ。
心の中でほくそ笑みながらカンナの席へ向かう。
「どうしたの、カンナ」
顔をあげたカンナはすがるような目であたしを見つめる。
「あっ、砂羽ちゃん……!あのねぇ、カンナがやってたSNSがね……荒されちゃったのぉ!」
「えー、マジで?」
今知ったというように驚いて見せる。
「うん。変なコメントとかたくさんきたり、悪口書かれて本当に嫌だった……!どうしてそんなことするんだろう」
うん、知ってる。悪口書き込んだ中にあたしも含まれてるし。
そもそもキッカケを作ったのはあたしだから。
「でしょ~?カンナすごいショックだったのっ」
「大変だったね。しばらくはSNSやらないほうがいいかも。また嫌がらせされたらきついじゃん?」
目に浮かぶ涙を拭うカンナを同情したように励ます。
それにしても酷かった。次々に書き込まれる卑猥と悪意をごちゃまぜにしたようなコメントを見ていたせいで昨日はあまり眠れなかったけれど、久しぶりにスカッとした気持ちになった。
色々な掲示板に【パパ活募集!】とカンナのアカウントを貼り付けだけなのに反応はすごかった。
全国の気持ちの悪い下心丸出しの男がカンナのアカウントに一斉にコメントし始め、今朝になるとカンナのSNSは閲覧できなくなっていた。
一時停止したのか退会したのかは間違いない。
全てが思い通りになった。
これでもうカンナのフォロワー数を気にせずに暮らせる。
今日は何を投稿しようか。
そんなことを考えていたとき、
「ううん。カンナ、泣き寝入りだけはしないよ。ちゃーんと犯人を特定するの」
カンナは顔を持ち上げた。



