イジメ返し3


美波と別れると、駅ビルへ向かう。

ショップの中は欲しい物だらけで溢れている。

普段だったら少しためらう金額の物を手に取り、レジへ向かう。

足取りは軽い。全部、あたしのお金ではないものだ。

コスメ、スマホカバー、洋服、靴。

腕は紙袋でずっしりと重たくなる。

そのあとおしゃれなカフェに入り、SNS映えする飲み物を頼み休憩する。

盗んだお金はほぼ底をついた。

でも、大丈夫だ。昨日盗んだバッグを美波が売ってくれることになっている。

そのお金が入れば、またこうやって豪遊できる。

ううん、その前にまた学校で誰かの財布からお金を盗めばいい。

同じクラスでばかりやっていたら疑われてしまうかもしれない。

でも、隣のクラスなら問題ないだろう。

あ~あ、もっと早くこうしていればよかった。

飲み物の写真を角度を変えて、何度もスマホで撮影する。

その写真をアップすると、すぐにいいね!やコメントが届いた。