食堂は校舎を一階まで降り、渡り廊下を渡った先の体育館の横に位置していた。
広々とした食堂の中には長テーブル置かれている。
入り口にある食券機で食べたいものを購入し、チケットを持ってカウンターに行くシステムのようだ。
「カンナ、先いいよ」
美波に促されて1万円札を投入してから何をたのもうか決めかねていると、横から伸びてきた手がボタンを押した。
その指は【焼肉定食】というボタンをためらうことなく押した。
「あたし、焼き肉定食~!砂羽はどうすんの?」
「えーと、あたしはラーメンで」
「オッケー!醤油、味噌、塩。どれ?」
「味噌」
「普通?大盛?」
砂羽はスマホをいじったまま微動だにしない。
美波に問われると、ようやくスマホから視線を上に持ち上げた。
そして、カンナの方をチラリとみやりこう答えた。
「大盛。で、プリンも追加」
【味噌ラーメン】【大盛+50円】【プリン】
美波は三つのボタンを迷うことなく押すと、
「チケット、あっちに出しといて。うちら先に席取っておいてあげるから」
美波は悪びれることなくそう言うと、チケットをカンナに押しつけてヒラヒラと手を振って歩き出した。
広々とした食堂の中には長テーブル置かれている。
入り口にある食券機で食べたいものを購入し、チケットを持ってカウンターに行くシステムのようだ。
「カンナ、先いいよ」
美波に促されて1万円札を投入してから何をたのもうか決めかねていると、横から伸びてきた手がボタンを押した。
その指は【焼肉定食】というボタンをためらうことなく押した。
「あたし、焼き肉定食~!砂羽はどうすんの?」
「えーと、あたしはラーメンで」
「オッケー!醤油、味噌、塩。どれ?」
「味噌」
「普通?大盛?」
砂羽はスマホをいじったまま微動だにしない。
美波に問われると、ようやくスマホから視線を上に持ち上げた。
そして、カンナの方をチラリとみやりこう答えた。
「大盛。で、プリンも追加」
【味噌ラーメン】【大盛+50円】【プリン】
美波は三つのボタンを迷うことなく押すと、
「チケット、あっちに出しといて。うちら先に席取っておいてあげるから」
美波は悪びれることなくそう言うと、チケットをカンナに押しつけてヒラヒラと手を振って歩き出した。



