「お前、なんであんなところにいたわけ?」
カンナに誘われるがままに一階の生物室にやってきた俺は隣に座るカンナに問いかけた。
「美波ちゃんがカンナにプリント回してくれなかったり、わざと机を揺らしたり意地悪するから具合が悪いってことにして出てきちゃったの」
カンナはため息交じりに呟いた。
「アイツ、最悪だな」
「翔平君……?どうしたのぉ?なにかあった?」
「俺、あいつら家族に騙されてた。毎月1万ずつ、母親が美波の家に金渡してた」
「そうだったのぉ……?」
「あぁ。あいつらのこと、絶対に許さねぇ」
唇を痛いぐらいに噛みしめると、カンナが「はいっ!」と持っていた小さなバッグから取り出した何かを俺に差し出した。
「これっ、カンナが作ったマフィン!イライラしてるときには甘い物食べた方がいいんだよぉ?それと、お茶もあるから。もうすぐお昼だしお腹空いたでしょ~?食べて食べて~!」
「おう。わりぃな」
綺麗にラッピングされたマフィンを受け取る。
「早く食べて~!感想教えてねぇ~?」
子供のように急かすカンナに苦笑いを浮かべながらマフィンを口に含む。
「なんかこれ、しょっぱくないか?」
「嘘ぉ~!カンナ、ちゃんと分量通りに作ったのに~?あれれ、砂糖とお塩間違えて入れちゃったのかなぁ~?」
「いや、でもまあうまいわ」
あまりの喉の渇きに、カンナから受け取ったお茶を一気飲みする。
カンナに誘われるがままに一階の生物室にやってきた俺は隣に座るカンナに問いかけた。
「美波ちゃんがカンナにプリント回してくれなかったり、わざと机を揺らしたり意地悪するから具合が悪いってことにして出てきちゃったの」
カンナはため息交じりに呟いた。
「アイツ、最悪だな」
「翔平君……?どうしたのぉ?なにかあった?」
「俺、あいつら家族に騙されてた。毎月1万ずつ、母親が美波の家に金渡してた」
「そうだったのぉ……?」
「あぁ。あいつらのこと、絶対に許さねぇ」
唇を痛いぐらいに噛みしめると、カンナが「はいっ!」と持っていた小さなバッグから取り出した何かを俺に差し出した。
「これっ、カンナが作ったマフィン!イライラしてるときには甘い物食べた方がいいんだよぉ?それと、お茶もあるから。もうすぐお昼だしお腹空いたでしょ~?食べて食べて~!」
「おう。わりぃな」
綺麗にラッピングされたマフィンを受け取る。
「早く食べて~!感想教えてねぇ~?」
子供のように急かすカンナに苦笑いを浮かべながらマフィンを口に含む。
「なんかこれ、しょっぱくないか?」
「嘘ぉ~!カンナ、ちゃんと分量通りに作ったのに~?あれれ、砂糖とお塩間違えて入れちゃったのかなぁ~?」
「いや、でもまあうまいわ」
あまりの喉の渇きに、カンナから受け取ったお茶を一気飲みする。



