イジメ返し3

門は固く閉じられていた。

裏門から入り、渡り廊下の先の下駄箱で上履きを履く。

まだ4限の授業中だ。この後の昼休みに美波を呼び出そう。

そして、問い詰める。

もしあいつがすべてを知っていて俺をハメていたんだとしたら、俺は到底アイツを許せないだろう。

怒りで体中が震える。

今すぐにでもアイツを殴りつけてやりたい。

そんな衝動をぐっと堪えていると、ポンッと後ろから肩を叩かれた。

「翔平君、こんなところで何してるのぉ~?」

振り返った先にいたのはカンナだった。