イジメ返し3

それに……。ごくりと唾を飲み込む。

近くで見れば見るほどカンナの人間離れした美貌に目を奪われる。

きめの細やかな白い肌。長い手足。

抱きしめたら折れてしまいそうなほど華奢な体。

笑った顔はまるで天使のようだ。

力づくでも自分のものにしたいという欲求が沸き上がる。

カンナが転校してきたあの日。食堂でカンナを見た俺は一瞬で心を奪われた。

何とかして近付きたいと願っても、俺は美波に縛り付けられている。

でも、美波と別れられればカンナにアプローチをかけられる。

「翔平君……可哀想。カンナは翔平君の気持ちよーーくわかるの」

カンナは眉をㇵの字にして訴える。