杏は相変わらず自分の道を決めかねているが、周囲ではソロ活動を推進している。
化粧品のCMで、愁いや儚さの中に芯の強さを繊細に唄いあげたアカペラが反響をよんだ。
更に、結婚式でのサプライズがSNSで話題をよび、本人の意思とは関係なく注目を浴びる事になった。
ここれを好機と思うのは致し方ない。
Whateverは活動期間を満了したが、若い頃海外でともに対バンをしたバンドのロイから声がかかり、一緒に海外のライブハウスを巡業する事になった。
それにあたり、アキラをボーカルに、俺はドラムにと、本来あった姿へと戻した。
俺がリードボーカルをしていたのは、Whateverがメジャーデビューするにあたって、当時のレーベルの意向もあっての事だ。
だが実際、俺よりアキラの方がラップも出来るし海外受けがいい。
俺達は、やっと自分達の音楽を楽しむ事が出来るんだ。
誰にも縛られない、自分の好きな音楽を。
1度、そのステージに杏をオープニングアウトさせた事があった。
本人は、恋人の職場に出しゃばるのは……と拒絶していたが、ロイの強い懇願に渋々と言った感じだったが、これが正に運命というのだろうか。
最初こそ戸惑い緊張で蒼白していた杏だったが、相変わらず覚悟を決めるのが早く、見事にやり遂げ拍手喝采を受けた。
そこに、たまたま見に来ていたと言う音楽家関係者の目に留まり、4人グループとしてデビューする事になった。
後日、ロイは語る。
多国籍のガールズグループを作りたい知り合いがいて、あまりレッスンにかける時間がないからある程度出来上がってるアジア女性のシンガーを探していたんだと。
俺の恋人が歌手だと知って、ちょっと歌わせてみよう。
後はその友人次第て事で、と。
杏の、外国人独特の歌唱力に引けも取らない歌声。
俺がマイを中心とするMuseの為にと折った杏の翼だ。
杏が思うように歌えないと悩み続けたのは、俺が作為的にそうさせていたからだ。
要所要所に活用はしたが、Museとしてまとまりを重視した結果だ。
それに、バッシングの中特出させるのは危険と判断したし、Museの中で自分の居場所がある方が杏の精神が安定すると思った。
それも、杏の実力を押し出す為すぐ方向転換し、マイと2本柱として押し出した。
Museでは抑え気味な分、AnnAでは杏の感性のまま自由にさせた。
杏は水を得た魚のように伸び伸びと寸暇を惜しんで取り組んでいった。
曲によって変幻自在するクリーン系だったりノイズ系の歌声。
化粧品のCMで、愁いや儚さの中に芯の強さを繊細に唄いあげたアカペラが反響をよんだ。
更に、結婚式でのサプライズがSNSで話題をよび、本人の意思とは関係なく注目を浴びる事になった。
ここれを好機と思うのは致し方ない。
Whateverは活動期間を満了したが、若い頃海外でともに対バンをしたバンドのロイから声がかかり、一緒に海外のライブハウスを巡業する事になった。
それにあたり、アキラをボーカルに、俺はドラムにと、本来あった姿へと戻した。
俺がリードボーカルをしていたのは、Whateverがメジャーデビューするにあたって、当時のレーベルの意向もあっての事だ。
だが実際、俺よりアキラの方がラップも出来るし海外受けがいい。
俺達は、やっと自分達の音楽を楽しむ事が出来るんだ。
誰にも縛られない、自分の好きな音楽を。
1度、そのステージに杏をオープニングアウトさせた事があった。
本人は、恋人の職場に出しゃばるのは……と拒絶していたが、ロイの強い懇願に渋々と言った感じだったが、これが正に運命というのだろうか。
最初こそ戸惑い緊張で蒼白していた杏だったが、相変わらず覚悟を決めるのが早く、見事にやり遂げ拍手喝采を受けた。
そこに、たまたま見に来ていたと言う音楽家関係者の目に留まり、4人グループとしてデビューする事になった。
後日、ロイは語る。
多国籍のガールズグループを作りたい知り合いがいて、あまりレッスンにかける時間がないからある程度出来上がってるアジア女性のシンガーを探していたんだと。
俺の恋人が歌手だと知って、ちょっと歌わせてみよう。
後はその友人次第て事で、と。
杏の、外国人独特の歌唱力に引けも取らない歌声。
俺がマイを中心とするMuseの為にと折った杏の翼だ。
杏が思うように歌えないと悩み続けたのは、俺が作為的にそうさせていたからだ。
要所要所に活用はしたが、Museとしてまとまりを重視した結果だ。
それに、バッシングの中特出させるのは危険と判断したし、Museの中で自分の居場所がある方が杏の精神が安定すると思った。
それも、杏の実力を押し出す為すぐ方向転換し、マイと2本柱として押し出した。
Museでは抑え気味な分、AnnAでは杏の感性のまま自由にさせた。
杏は水を得た魚のように伸び伸びと寸暇を惜しんで取り組んでいった。
曲によって変幻自在するクリーン系だったりノイズ系の歌声。

