この気持ちは届かなくても

「材料はこれぐらいかな」


喫茶店で出す、スイーツの材料をやっと買い終わった。
作るの楽しみだな〜〜



「陽菜実って、料理とかすんの?」


「ん〜お菓子とかはよく作るかな」


そんな難しいのは作れないけど、クッキーとかカップケーキとかを作ったりする。


作り始めたのも、少しでも女子力を上げたかったからだけど、あんまり上達してない...





「へぇ、陽菜実の作ったお菓子かぁー」



「え?」





「いや、ちょっと食べてみたいなぁって」



驚きの言葉を言われ、瞬時に智也の方を見ると、恥ずかしそうに、顔を赤くしていた。





え、えええっ!?!?
そ、それってって、私の作ったお菓子、食べたいって事だよねっ....




「よ、よかったら今度作ろうか.....」




「えっマジでっ!」



穂乃果に作ってもらわないのかな?とも思いながらも、喜んでる智也を見てまた胸がドキっとなった。