「瀬名ちゃん、相変わらず厳しい」 「……そうですか」 「でもそういう強いところ、好きなんだよね」 それが告白だってわかったのは、大ちゃん先輩がわたしの頬にキスをしたから。 真っ赤に染まる大ちゃん先輩が、 「後で聞かせて。夏の大会、瀬名ちゃんに見て欲しい」 そう言って教室を出ていった。 「えっと。告白の答えはいらないの?」 そういうぬけてるところがカッコ悪い。 本当にカッコ悪くて、ドキドキする。