脱力系女子。

「うーーーん」

僕は綺麗に整備された歩道の真ん中で携帯を見ながら唸る
時間が時間なだけあって車の通りも歩道を歩く人もまばらだ

「これは…ちょっと…あれだな」

一人キョロキョロと辺りを見回してみる
自分が記憶していた道とは違う気がするのはきっと間違いじゃないだろう
つまりは

「迷った…」

どれだけ学校に行きたくないんだよと冗談をこぼして見ても笑えない
これは、本当に笑えない
大人しく送って貰えばよかった

僕ははあ、とひとつため息をついてスマホを操作した
目的はひとつ
自分の目的地にいる人にSOSを出すため


__午前11時半、ちょっと焦ってる