学校祭当日…私たちのカフェは大好評!
あっ!光のクラスはおばけやしきだと(笑)
あっ!話がそれた…
大好評のわけ…だって私のクラスにはっ!
山口くんという…料理大好き野郎がいるから…
ねっ!
「雫!注文聞きに行って!」
「はーい!」
私はカップルのお客さんのもとに向かった…
「では、注文の確認をさせていただきます!
暖かいわけ無いじゃんアイスココア1つ、こんな美味しいのにねアイスコーヒー1つ、山くん特製多分美味しいと思うサンドイッチ1つ、山くん特製なんか美味しそうだから真似をしてみたハヤシライス1つ、食後に…花ちゃん特製苺もりもり沢山ショートケーキだと思ったらチョコケーキ1つ、もっちり食感ケーキのなーんだ?正解はミルミルキーでしたのわけないでしょう?ミルクレープ1つでよろしいですね?」
「…はい。」
長々としたウザい料理名にひいてるお客さん…
「では、メニューをお下げ致します…ごゆっくりどうぞ…」
あー!疲れた!
「このメニュー考えたの誰よっ!」
「それは…」
「おっ!やってる!やってる!メニュー名いいだろ!評判!だって俺が考えたからなっ!」
えっ?今なんて?
「おっ!それより雫の服最高!優奈か!ないす!」
光が考えた?はっ?
そのせいで私は…
「コウクンアソビマショ(黒笑)」
「雫ごめん!ごめん!」
はぁ、光が決めたなら納得…
「雫〜!これ持っていったら休憩入っていいよー!彼氏と遊んできなっ!」
「はーい」
私はルンルンでさっきのカップルのもとにサンドイッチなんとかとかを持っていく。
「ではっ!ごゆっくり!」
そういって一礼した。
その途端…視界が歪む…
あれ?なんでっ!?
床に倒れ込む…
立ち上がろうとするけど動けない…
ごめんね…
光、優奈…私もう時間ないみたい…
あはは…
せっかく楽しい時間だったのに…
みんなが私を呼んでる…
優奈は泣いてるし…
光は…そんな顔しかないでよ…まるで全部知ってるみたいじゃん
なんか…怖いな…
時間がないのが…
まだまだしたいことが沢山あるから…
そのまま雫は、意識を失った。