「先生。
ホントにキスして良いよ。
今なら…決心したから…大丈夫だと思う!」

「ホント?ホントに良いの??」

「…………………………うん!!」

目をギュって瞑って待ってたら………

「では、お言葉に甘えて。」

そう言うと

………………ほっぺに………チュッ


えっ!?

驚いて目を開けると

鼻をギュっと摘ままれた!!

「痛いよぅ~」

「当たり前です!!
オレがどれだけ我慢してると思ってるの!」

「だから良いよって…言ったのに~」

「あんなに力いっぱい目を瞑ってる女の子に…
出来る訳ないでしょう。
それに…待つって約束だからね。
唯ちゃんの気持ちは、いっぱいもらったから…
いつか自然に目を閉じてくれるまで……もう少し我慢するよ。
だから…ゆっくり育って下さい。」

先生の気持ちを聞いて、また大好きになっちゃった。